2011年5月31日火曜日

出展者紹介:芳賀 八恵(8plus)











芳賀 八恵
(出版者・絵本作家・デザイナー)
8plus  http://www.welcome-8plus.com/

福岡県生まれ。中央線沿線に合計15年住むが、現在は渋谷区在住。武蔵野美術大学卒業。2000年より個人出版社8plusを主宰し、絵本を中心とした出版物の刊行を行なう傍ら、オリジナル雑貨も制作。小さなレーベルならではのこだわりを持った本づくりを目指している。8plusの絵本は、フランス、スペイン、ドイツ、オーストラリアなどでも販売されている。フランス版が出版された絵本に『THE NIGHT BOOK』がある。個展・企画展など多数。

--------------------------------------------------------------------------------------------------

出展作品:『活字で図形を作る』
活字を組んで、太陽、月、星の図形を作ってみました。縦でも横でも読める日本語の特性を活かして、それぞれにまつわる言葉も組み込んでいます。活字を使うと、一文字一文字の物としての存在感を意識して面白かったです。パズルのようなユニークな作品になりました。
制作協力:佐々木活字店

2011年5月29日日曜日

出展者紹介:西川 圭











西川 圭 (グラフィックデザイナー)

茨城県つくば市生まれ。御茶ノ水在住。多摩美術大学造形表現学部デザイン科卒業。中垣デザイン事務所でエディトリアルデザイン、ミームデザイン学校の運営に携わる。現在、サントリーデザイン部で商品デザインやサントリー美術館のオリジナルグッズ開発などを行う。イラストレーション、版画、篆刻をたしなむ。
MUJI AWARD01/入選、
第42~44回 造本装幀コンクール・受賞、
JPDA50周年シンボルマーク/グランプリ、その他受賞多数。

---------------------------------------------------------------------------------------------

出展作品:『木版画+活版印刷=一点ものとしての印刷物』

活版印刷の魅力は、なんと言ってもその質感、力強さにあると思います。印刷物が“モノ”である以上、それらの要素は代替の効かない大きな価値です。今回の作品は、水性インキを用いて手刷りした木版画の上から、活版印刷を施しています。木版画のあたたかさと、活版の力強さ、そのコントラストをお楽しみいただければ幸いです。

2011年5月27日金曜日

出展者紹介:タナカミチエ(material michemon)











タナカミチエ
(イラストレーター/デザイナー)
material michemon  http://www.michemon.com/

愛知県生まれ。杉並区に10年住んだ後、世田谷区在住。名古屋造形大学卒業。ステーショナリーメーカー/デザイン会社を経て独立。主にステーショナリー・装丁・雑貨・レイングッズ商品イラストや他デザインワークを中心に活動しつつ、オリジナルブランドmaterial michemonのイラスト・キャラクターも手掛けている。TURNER AWARD入選などほか、個展、グループ展など多数。

--------------------------------------------------------------------------------------------------
出展作品:MM monogram paper

キャラクターと活字を融合させ、モノグラムのイメージで全体に模様のように見えるような包装紙のデザインを作りました。 使うもの、贈るのも、もらうのも、楽しんでもらいたい包装紙です。
制作協力:佐々木活字店、滝沢活版印刷

2011年5月25日水曜日

出展者紹介:池上直樹(コトホギデザイン)











池上 直樹  Naoki Ikegami (アートディレクター/デザイナー)
コトホギデザイン  http://www.kotohogi-web.com/

兵庫県神戸市生まれ。杉並区在住。日本大学理工学部卒業。ビジネスプロモート会社にデザイナーとして就職。その後、パッケージデザイン会社に転職。2006年、コトホギデザインを設立し独立。現在は東京を拠点に活動。グラフィックデザインを中心に、幅広くデザインワークを行う。
東京TDC賞、Graphic Deisgn in Japan、日本タイポグラフィ年鑑入選。

--------------------------------------------------------------------------------------------------

出展作品:『三色重一筆箋』

印刷の基本に立ち返るべく、活版印刷で3色を重ねる多色刷りを試みました。角度を変え、色の重ねかたによって微妙に異なる色合いをお楽しみください。
制作協力:あちらべ、平和紙業株式会社

2011年5月23日月曜日

プレスリリース2011


荻窪活版室のプレスリリースを配信いたしました。

プレスリリースはこちらからダウンロードをお願いいたします。
何卒よろしくお願いいたします。
2011年5月23日

2011年5月20日金曜日

荻窪活版室 2011 概要

荻窪活版室の全体の詳細を掲載しました。本展示、販売、活版ミニワークショップ、特別展示、洋菓子販売など、両日楽しめる内容となっております。皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます。

twitterでは最新情報をお送りしています→   @ogikubokappan

※プレスリリースはコチラからダウンロード をお願いいたします(PDF)


会期:2011年6月4日(土)、5日(日)11:00〜19:00



会場:Atelier-haco





















〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-1-12
JR中央線、総武線、東京メトロ丸ノ内線、東西線南口(新宿寄り改札出て右側出口)より 徒歩8分 






出展:

池上 直樹(コトホギデザイン)www.kotohogi-web.com

タナカミチエ(materialmichemon)www.michemon.com

西川 圭

芳賀 八恵(8plus)www.welcome-8plus.com

平川 珠希(LUFTKATZE design)www.luftkatze.com





企画:

○活版ミニワークショップ 
6月4日(土)12:00〜14:00/16:00〜18:00
日本にない大きさの活字、60pt Caslonを使って、ポストカードに一言組んでAdanaで刷ります。
予約不要。5枚、1,000円、約20分。


○洋傘パン店・焼き菓子販売 http://yougasapanten.jugem.jp/ 
6月5日(日) 開店より売り切れ次第終了
お店を持たない出張パン店が、クッキーやマフィンなど焼き菓子を荻窪初出店いたします。 


○特別展示
DMを数色・数種の紙を使用して印刷致しました。そのDM全種とその他実験、日清紡ペーパープロダクツ様のご協力をいただいた様々な紙で、活字・色・ベタなど試したものを展示いたします。





協賛・協力会社:

日清紡ペーパープロダクツ株式会社

平和紙業株式会社

有限会社佐々木活字

滝沢活版印刷

あちらべ





会場構成:
コトホギデザイン



企画・DMデザイン:
LUFTKATZE



お問い合せ:ogikubokappan@gmail.com

2011年5月18日水曜日

DM制作レポート

Dsc08325

DMが完成し、現在送付をはじめています。 その他置かせていただく店舗など情報は、コチラとtwitterでお知らせしたいと思います。
今回は多くの色の紙を使いました。
色によって見え方の検証です。
 
このように注文した紙が届き、「キレイ〜」と思ったのも束の間、色分けして印刷しなければいけなかったので、紙の仕分けをタナカミチエさんに手伝っていただきました。
 

印刷所は滝沢活版印刷。今回はデルマックスという印刷機です。
 
滝沢さんは機械がとても好きとのことで、メンテナンスを念入りにされるそうです。確かに、印刷機の音がとてもイイんです! Dsc08344
印刷機に色のせて、ローラーがまわりはじめます。

 

Dsc08334
まずは方眼の部分。今回は凸版を使用しています。



Dsc08345
少し色をかえたりしながら、方眼印刷終了です。




Dsc08355
活字登場。佐々木活字さんの活字を使い、組版担当は平川。荻窪活版室は教科書体を使用。



Dsc08349
荻窪活版室が、方眼の中に入りました!




Dsc08359
中には空押しも。色鉛筆などで塗ってみると点線まで浮き出てきます。
この後、裏面は黒一色で刷りました。全体に押しは綺麗に出る範囲にしています。特に方眼部分の印刷を見ると「これ活版?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。フラットに美しく、押して凹ませる力強さ、どちらも活版印刷の魅力です。 ぜひお手にとって見て触ってください。 当日は、全種展示もいたします。お楽しみに!

2011年5月16日月曜日

DM完成しました。

先週、DMを制作いたしました。もちろん表も裏も全活版印刷です。

デザイン、組版はLUFTKATZE。印刷は滝沢活版印刷さんで行いました。

DMから職人の方と話し合いつつ、試しながらの約1,300枚。



写真の通り、数種の色の紙を使い、白は違う紙も入れています。方眼の刷り色が違うのも入れると、かなりのバリエーションですが、全種類は当日に展示をいたしますので、是非ご覧になってください。


方眼はぱっと見ると活版ではない?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、凸版を使っての活版です。表面の文字は活字を使っています。

皆さまが手にされるのは、どのDMでしょうか。
いくつかのお店にも置かせていただきますので、またその情報もお知らせいたします。

「荻窪活版印刷」2011年6月4日(土)〜5日(日)11:00〜19:00

2011年5月6日金曜日

荻窪活版室 始まります

活版印刷。

今、クリエイターの中で注目されている印刷の一つであり、
印刷技術の原点でもあります。

鉛や木の美しい活字と、細かい所まで印刷される繊細さ、
凹みをつけての質感と力強さ、
様々な楽しみ方がある一方、
活版印刷の材料や印刷所など、近年少なくなってきています。

未来に繋げたいこの技術を、
さまざまな角度から提案し、
多くの方に手に取っていただけるよう広げるためには、
デザイナーを始めクリエイターのアイデアも必要です。

今展示では、活字の魅力を伝えるため、
あえて自由度が少ない活字を使い、
活版での実験も含めた作品を発表いたします。

与謝野晶子・鉄幹も愛したこの「荻窪」の地から、
各々のデザイナーが発信する
新しい活版の世界を楽しみにお越しください。




参加クリエイター:


芳賀 八恵(8plus) 
グラフィックデザイナー/絵本作家


池上 直樹(コトホギデザイン)
アートディレクター/グラフィックデザイナー


タナカミチエ(material michiemon)
イラストレーター/デザイナー


西川 圭
グラフィックデザイナー


平川 珠希(LUFTKATZE  design)
アートディレクター/グラフィックデザイナー


○活版ミニワークショップ(6/4のみ)


○焼き菓子販売(6/5のみ):

洋傘パン店





企画:LUFTKATZE

twitter @ogikubokappan